会山行(愛染山)2025.10.5

秋も深まる中、釜石から見える尖がった山への会山行。
愛染山に行ってきました。
天気は下り坂で、朝から曇り、山はガスに覆われています。

愛染山は、箱根峠の登山口から登るのが一般的です。
でも、登山者が少なく、登山道は荒れ気味で、踏み後も薄くなっています。
赤布頼りとは言え、このような天気の際は特に注意が必要です。

登山口から南北に連なる尾根を、南方に向けて進みます。
尾根の西側の斜面を進むイメージです。
ナイフリッジではありませんが、尾根の両サイドは急斜面。
獣道に迷い込まないように、注意して歩きました。

山頂直下は、五葉山の大松コースの雰囲気。
迷いやすいです。慎重に歩きましょうね。

下山は、苔むした石と濡れた根に注意が必要です。
そして何より、方向感覚が重要になります。
下山は北向きに。

今回、熊の気配はありませんでした。
熊も里に下りているんでしょうか?
暫くは、複数での山行が基本になりそうです。
山は、人間以外の動物が棲む領域です。心得て活動しましょう!

箱根峠の登山口。西斜面は開けて明るいです。
倒木もあり、少し荒れ気味の登山道。たまに頭を上げ、赤布を確認です!
山頂直下。ガスがかかると方向を見失います。要注意です!
天気が悪くても達成感は十分!みんな笑顔です!

会山行(三ツ石山)2025.9.28

三ツ石の紅葉は、以前は9月第3日曜日あたりが見頃でした。
最近は見頃が遅くれ、会山行の予定を1週間ずらし、9月最終の日曜日に企画しました。

空には雲ひとつない、素晴らしいお天気。
登りは、網張スキー場のリフトを利用しました。
三ツ石の避難小屋は、例年に比べ比較的空いています。
紅葉がまだ早いからかなぁ?と思いながら、山頂へ向けて歩きだします。

山頂が近くなるとともに山に赤い色が目立ってきました。
お天気にも恵まれ、青い空、緑色と赤い紅葉のコントラストがとても綺麗です!
急登になると登山道は渋滞気味です…😅
なかなか進まないから山頂がいつもより遠く感じました(笑)

山頂到着!
勿論、山頂も人混みで、隙間を見つけてそれぞれでランチタイムです。
岩手山、秋田駒、乳頭山などの山々と、錦に彩られた三ツ石の木々。
どこに座っても眺めは最高です。

帰りは、奥産道からバスで網張に戻ります。
バス時間が決まっているので、戻る人でこれまた下りも大渋滞!
登りより狭い登山道は、延々と繋がっています。
無事にバスに乗り、紅葉に大満足の山行になりました。

青一色の空と、色とりどりの紅葉。ルンルンです!
バックの岩手山。聳え立っています!
真っ青の空!気持ちいい~
満足の笑顔!山頂は笑顔でいっぱいでした。
帰り道、違った紅葉が楽しませてくれました!

ハイキング(碁石海岸クリーンハイク)2025.8.24

碁石海岸でのクリーンハイク。
今回は趣向を凝らして、当会のガイド付きヒストリーウォーク&クリーンハイクとしました!

K藤ガイドの「養殖ワカメ発祥の地」と言う解説から始まり
碁石海岸の名前の由来などなど地元愛に溢れた素晴らしい解説でした。
そのため予定時間をオーバーしましたが、みんな楽しく歩く事ができました。

肝心のゴミは、トレイル道にはあまりなく、ランチを食べた海岸にありました。

名ガイドにみんな感心しています!
地元でも知らないことが結構ありました。
海岸のごみ拾い・・・
ゴミがほとんどない潮風トレイルの道でした!
みんなニッコリの記念撮影です!

会山行(女神山)2025.8.3

8月の会山行は、酷暑の中、涼を求めて滝巡りの女神山です。
朝から蒸し蒸し暑い中、15名で釜石を出発。
まずは、いきなりの急登!反時計回りで、直登コースからブナ見平への周回です。
白糸の滝を上部から見下ろし、滝の下へは帰りにと女神山を目指します。

滝を見る前に、みんな滝のような汗をかき山頂へ。
眺望はないけど、日当たりが良い山頂から、県境を少し秋田側に向かい
眺めの良い場所で昼食です。
ここの木がもう少し低ければ真昼岳が見えるのに・・・
木々の間から、チラチラっとしか見えません。

昼食を済ませ、ブナ見平を通り、帰りはお待ちかねの滝巡り!
「降る滝」では、飛沫に虹がかかっています。
その後「岩清水」「女神霊泉」を眺め、いよいよ「白糸の滝」まで降ります。

滝の下では、いい大人が童心に帰り、水かけっこをしてキャーキャーワイワイ!
湯だった身体を涼しくして、登山道へ戻りました。
真夏の登山の洗礼を受けた新人さんは、みんな楽しそう!
「次は秋に来たいね〜」とは、ベテラン組。
キノコ採りの楽しさを知っている方々の感想でした。

会山行(和賀岳•甘露水登山口)2025.7.27

釜石を朝4時に出発しても登山口着が8時という、遠い和賀岳です。
岩手側の登山口は、林道崩落のため4km手前から通行止め。
秋田側の甘露水口からの登山です。

今回は長丁場のため、登りのタイムリミットを正午と決めての出発。
樹林帯の中、登山口からいきなりの急登で、登り始めから800mはひたすら登り。
ここさえ頑張ればあとは稜線歩きになるから!と頑張ること約1時間半。

やっと稜線にでましたが、ガス、ガス、ガス!
風があり涼しいのですが、何もみえず…
ニッコウキスゲは終わり、代わりにタチギボウシ、シャジン、フウロ、キオンなど。
色合いが素敵なお花が風にゆれています。

予定より早く小杉山山頂に到着しましたが、タイムリミット…
これから和賀岳に向かうにはやっぱり時間不足😂
ここで昼食を食べ、戻ることにします。

和賀岳に行ってきたと思われる、すれ違う方々に「何時出発ですか?」と聞くとみんな6時前!
やっぱりね〜
次は前泊して6時前登山口出発で再チャレンジだ!と、ガスでみえない和賀岳山頂に向かって誓い、下山しました。
満車だった駐車場は、下山後には我々の車だけになっていました。
早出早着!基本ですね〜

ハイキング(世界谷地)2025.7.13

会員15+新人さん1と、会員外2名の18名で世界谷地へハイキングに行ってきました。
世界谷地はニッコウキスゲ群生が有名ですが、今回はちょっと遅かったようです。
ワタスゲもニッコウキスゲも終わり、キンコウカ、トキソウ、ミズギクをみることが出来ました。
湿原の木道から、ブナとミズナラの林の中を栗駒の裾野を歩きました。下界の暑さをよそに、木漏れ日の中、ゆったりハイキングを楽しみました!

標識設置作業(片羽山・雄岳)2025.7.6

 昨年10月に片羽山山行を一緒に楽しんだ栗橋公民館さんの依頼で、合目標識設置を会の創立60周年事業と位置づけ、お手伝いしました。当初5月25日を予定していましたが、雨天のため延期。今回、夏山での実施となりました。
 釜石労山メンバー7人と栗橋公民館に集まった参加者は公民館長含め5人。プラス釜石新聞の記者さん。担いで登るのは、5合目~9合目の標識5本と「→」印の標識2本、穴を掘るための先が尖った長~い金属の管(穴掘り棒)、カケヤ(でっかいハンマー)です。
 みんなで分担し、背負子や手持ち、肩に担いで、交代しながら運びました。当然歩みはいつもよりゆっくりゆっくり。暑さも相まって疲労感は高めです。
 昨年も経験した最後の急登は、シャクナゲに励まされながら頂上へ。作業時間を見込んだ予定より2時間近くも早く到着しました。山頂はガスが立ち込め、360度の展望はまたもお預けとなりました。
 下山途中、登山者2組とすれ違いました。それぞれ盛岡からと秋田から。ようこそ片羽山へ!
 道迷いしやすいと思われる、最初に設置した「→」印の標識のところには、真っ直ぐ進む道を木で塞いでいましたが、それでも迷いそうになっていて、間違わないように追加でロープを設置しました。 地元の方々と共同作業で設置した新しい標識が、登山者の安心と安全のために活躍してくれますように!!
 【縁とらんす(釜石新聞NEWS)】にも記事を掲載頂きました!
詳しくはコチラをどうぞ『安心、楽しい登山を 釜石・橋野地区最高峰「片羽(葉)山」 住民ら、合目標識を新調 | かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす

会山行(秋田駒ケ岳)2025.6.15

梅雨入り宣言の翌日、秋田駒ケ岳への会山行です。
新入会員2人と、登山教室後のお試し山行の方々5名、それに会員で総勢21名の大所帯。
グループを2つに分け、アルパこまくさからバスに乗り込み、8合目から登ります。

皆の足並みも揃い、濃い霧の中に咲く様々なお花を楽しみながら歩きました!
今年は残雪がまだまだ多く残っていて、お花も例年より遅いようです。
ムーミン谷の木道も半分以上まだ雪に埋もれていました。

片倉展望台に到着しても、辺りは真っ白。
なので、コンパスワークで男女岳の山頂を確認。
阿弥陀池に続く木道は、チングルマやミヤマキンバイ、ダイコンソウ、ヒナザクラなどが咲き始めていて白や黄色に彩られ、あたりの景色が見えないのをカバーしてくれているようでした。

馬場の小路を諦めて、ガスの男女岳を目指します。
イヤな階段がみえないから(笑)知らず知らずのうちに山頂到着!
秋田県最高峰です。

下ってお昼を食べ、次は、男岳へ。
細い登山道と岩場歩きで、受講生の方が「登山してる、って感じでいいなぁ」と。
でも、男岳からの眺望も残念ながらなし。

田沢湖も霧の中です。
それでも、雪渓歩きやお花を眺めながらの山行は楽しかったですね!
今年のムーミン谷のお花畑は…
来週?再来週あたりでしょうか〜

まだ雪渓が残っています。慎重に!
快適な木道で一安心です!
様々な表情を見せる秋田駒ケ岳。岩場歩きも、また慎重に!
ガスの男岳で記念撮影!
ガラスの花。儚く切なさを感じます。

ハイキング(薬師岳)2025.6.8

当日は早池峰山の山開き。
駐車場は大混雑の中、いつも通りラジオ体操をしてシャトルバスに乗り込みました。
小田越登山口から沢山の人が向った早池峰を背に、我々は向かい側の薬師岳へ🤭
静かな山の木道を進み、間もなく急登に。
足元には小さなオサバグサが咲いています。
以前に比べて小さく、昔を知っている古参の方々はこんなじゃなかった〜と。
シカの食害なのかなぁ。

薬師岳にはヒカリゴケがあるのでそれを楽しみに参加した人も。
なかなか見つけられません・・・
前の日までの気候と、その時の天気、お日様のあたり具合で見え方が左右されるとか。
見えたのはご褒美でしょう。

鉄梯子を登り、樹林帯をぬけ、岩の山頂へ。
霧がかかる早池峰山を眺めながら昼食と記念写真。
来た道を帰りました。
登山口が近づくにつれ人の気配が(笑)、やっぱり賑やかな登山口でした。

薬師岳の登山口はひっそり。
ハシゴ場!注意して1人づつ登りました。
山開きで賑わいの早池峰山を、ゆっくりと眺めました♪
岩の山頂でバンザイ!

県連雪山交流山行(焼石岳)2025.4.27

毎年残雪期に行われる岩手県連盟所属各会との交流山行。
今年は、焼石岳です。

つぶ沼登山口先のゲートを越えて入山します。
その後は、尾根に取り付き進みますが、赤布も少なくルートファインディングに苦労します。
ただ、よく見ると木には番号札が所々にあり、順番に辿れば焼石岳に行き着くとのことです。
錆びて木と同化しているような番号札を見つけるのも、また一苦労ですね。
やはり、経験者(岩手県連で言うと、胆江労山さん)と同行するのが間違いないと思います。

流石に長丁場の雪歩きで体力を消耗し、釜石組は銀明水小屋を本日の終点として下山することにしました。
慣れない雪山歩きで、帰りの道中を考えると、体力的に余裕のあるうちに下山するのは正解だったと思います。
もう少し体力をつけ、この時期限定のコースを楽しみたいと思うような素晴らしい景色と天気でした!

水芭蕉の見ごろは、もう少し先かなぁ…
美しいブナ林を気持ちよく、好きな場所を歩きました!
雨が流れた跡が、模様の様に雪の造形を成しています!
快晴の青空とに映える経塚山をバックに記念撮影!
上から見ないとわかりませんが、細い雪の橋を1人づつ渡っているところです!